
東京国際映画祭と提携して行われる『コリアンシネマウィーク』も今年で10年目を迎えた。
毎回日本では公開されない話題作を紹介し、多くの韓国映画ファンを楽しませてくれるこのイベント。
今年は10月23・24日の二日間、新宿ミラノ1を舞台に開催される。
『コリアンシネマウィーク2010』で上映される5本の作品は、
『ハーモニー』− 母から子への、たったひとつの想いを歌にのせて。
18か月後には子供を養子に出さなければならないジョンヘ(キム・ユンジン)。
家族にも見捨てられた死刑囚ムク(ナ・ムンヒ)。
誰もが心の傷を抱えながら生きる女子刑務所で、合唱団が結成された。
愛する者のため、彼女らが作りあげる感動の舞台。
『私のチンピラのような恋人』− ケンカひとつまともにできず口だけは達者な三流チンピラの恋の行方は。
やくざという ‘顔’だけは守りながら暮らすチンピラのトンチョル(パク・チュンフン)だが、
けんかひとつまともにできず一般人にも殴られる始末。
ある日、彼の隣の部屋にキャリアウーマンになるために田舎から上京してきたセジン(チョン・ユミ)という女が引っ越してくる。
そんな二人は事あるごとにぶつかりながらも互いに惹かれ合ってゆく。
『食客2・キムチ戦争』− 韓国発大ヒット映画「食客」、待望の第2弾遂に日本初公開!
今回の舞台は韓国政府が主催の「キムチコンテスト」。
ソンチャン(ジング)は、姉弟同然に育ってきたジャンウン(キム・ジョンウン)と韓国伝統料亭の存続をかけて勝負を挑む。
激しい競争を勝ち抜き、決勝に進んだ2人の勝敗の行方は・・・。
『執行者』− 死刑執行過程を刑務官の視線で描いた衝撃と感動のドラマ。
刑務官になったチェギョンは刑務所の仕事に慣れず先輩の刑務官たちの姿に違和感を覚える。
ある日、ある連続殺人事件により12年ぶりに死刑執行が復活する。
死刑執行命令書に現場の刑務官たちはパニック状態に陥る。(チョ・ジェヒョン ユン・ゲサン)
『ベストセラー』− 22年前に姿を消した女が書かせた恐ろしく悲しい物語。
今まで見たことない吸い込まれるような感覚的な映像とリズムで観客の五感を刺激する。
演技派女優として一層アップグレードしたオム・ジョンファ主演の「本格的なミステリー、スリラー、ホラー」映画。